出版物制作 かんたんガイド
CAS-UBの電子出版物制作の流れは、①「出版物」をつくる、②出版物の内容を編集する、③電子書籍（EPUB、PDF）、Webページなどに生成出力する、という、大きく分けて3工程あります。
ここでは、この3工程と、実際の運用について簡単に紹介します。
１．はじめての出版物（新規出版物の作成)
ユーザー登録が済んだら、早速使ってみましょう！
先ずは、新しい出版物を作ります。Microsoft-Word（Word）原稿の用意があるかないかで、手順が若干異なります。
ワンステップEPUB生成
Word(2003XML形式、.doc/.docx)の原稿とカバー画像（.jpg）をすでに持っていて、取り敢えずEPUBで確認したい。
CAS-UBで新規に作る
これからじっくり時間を掛けて作る！
またはWordだけではなく、プレーンテキスト（.txt）ならある。
２．出版物を編集する
「新規出版物の作成」で、出版物が作られました。
次は本文などの中身や構造を適宜編集し、出版物の形を整えていきます。
本文（記事）内容を編集
本文について、内容の修正、文章や文字の装飾、画像の差し替えなどを行います。
出版物の文書構造を編集
出版物の階層構造（章節項など）について、記事の入れ替えや追加、削除などを行います。
外部データインポート
Wordのほか、テキストファイル（.txt）でも原稿を持っていれば、CAS-UBに取り込めます。
書誌情報等の編集など
表紙や奥付に付与する、出版物の書誌情報登録・編集のほか、出版物に対する共同執筆やオーナー変更等を行います。
３．出版物の電子書籍生成と出力
本文（記事）編集が終われば、いよいよ電子書籍の生成設定です。
EPUBを生成する場合は、EPUB用の生成設定を、PDF生成するときは、PDF用の生成設定を、Webページの生成には、Webページ用の生成設定をそれぞれ行います。
電子書籍ストア入稿用に
Amazon Kindle ダイレクト・パブリッシングや楽天Koboライティングライフ、その他ストア入稿用のEPUB、mobiを生成したい。AmazonPODや自費出版など印刷出版用に
プリントオンデマンド(POD)サービスへの入稿やその他自費出版用の版下PDFを出力したい。Webの製品マニュアル/HTMLヘルプ
Webページ/ Microsoft HTML Help Workshop でコンパイルできるソース一式が生成できます。全て一つのフォルダにまとまっているので、Webサイトへの反映や、コンパイルが簡単に行えます。アンテナハウス事例紹介
各出力結果について、アンテナハウスの自社事例を紹介します。※ CAS-UBのカスタマイズについて
- createCAS-UBにもEPUBやPDFなどへのレイアウトテーマがありますが、既存のものでは足りない、利用できない場合、個別にカスタマイズを請け負っています。
- create現在、CAS-UBはWebサービスとして提供していますが、セキュリティ上、イントラネット環境での利用しかできない場合は、システムを丸ごと移築することも可能です。
お問い合わせは、アンテナハウス 電子出版サービスグループ（cas-info@antenna.co.jp）までご連絡ください。