Webページ生成機能
出版物の内容をWebブラウザで閲覧しやすいようhtml化します。生成されたhtmlファイルはZIPにまとめられ、これを解凍すれば、そのままWebブラウザで閲覧できます。
利用例
Webページ生成機能を使ってどんなことができるのか、代表例をご紹介します。

- Webマニュアルの掲載
- ソフトウェアに付与する製品マニュアルのWeb版として利用。
アンテナハウスWebサイトで公開されているマニュアルの多くは、CAS-UBで編集し、ソフトウェアに添付するためのPDF版と他、Web版を生成・公開しています。- createアンテナハウス製品Webマニュアル一覧:自社実践例
- createCAS-UB ユーザーサポートガイド一覧(Webマニュアル)
- Web書籍として公開
- Web上で全文公開している書籍の例です。
こちらは、Webブラウザ版(PC・モバイル向け)の他、EPUBも公開していますので、ぜひ見比べてみてください。- createXSL-FOの基礎 第2版(発行形式:電子版 (第2版は全文を無償公開中)内のリンクをご覧ください。)
機能の詳細設定
CAS-UBのWeb生成機能について、設定できる項目は以下のとおりです。
- タイトルページを生成
- 出版物の表紙に代わるページとして、タイトルページを生成できるオプションを追加しました。
サンプルとしては、「XSL-FOの基礎 第2版」のモバイル版が該当します。 - 目次ページのレスポンシブ対応
- 目次をフレームで表示(画面を2分割)するか、目次アイコン(右図左上ブルーアイコン)で表示するかの切り替えで、レスポンシブ化を図りました。
これにより、スマートフォンやタブレットなどの小さい画面でも問題なく閲覧できるようなりました。PCディスプレイではフレーム表示、モバイル端末(画面が狭いとき)では、目次フレームを目次アイコンに縮退、タップで目次フレームを表示します。 - index.htmlにJavaScriptのリンクとJavaScriptを保存するディレクトリとファイルを新たに生成する
- index.html に
を挿入し、scripts フォルダを作成して空のスクリプトファイル script.js を生成します。<script type="text/javascript" src="scripts/script.js"></script>
Web上でJabascriptを組み込んだ動作を考えるときに、ご利用ください。 - ナビゲーションの言語設定
- ページ送りのためのナビゲーションの言語を「日本語」と「英語」で選択できます。
- 出版物単位の全文検索機能
- htmlファイル単位ではなく、出版物内のすべての記事を対象に検索します。
目次に全文検索画面へのリンクが挿入され、リンクをクリックすると全文検索画面が表示されます。入力枠に検索ワードを入力(前方一致)し、検索ボタンをクリックすると、入力ワードをハイライトした状態で検索結果が一覧として表示されます。 ※全文検索機能はスクリプト内に検索用のデータを持つため、大きな出版物では閲覧時にメモリ使用量が多くなります。 - 【リンク1のURL】/【リンク1の表示名】
- 目次の先頭につけるリンクのリンク先URL1(製品ページなど:画像内「リンク1の設定内容」)
- 【リンク2のURL】/【リンク2の表示名】
- 目次の先頭につけるリンクのリンク先URL2(サイトページなど:画像内「リンク2の設定内容」)

※設定がブランクのときは、何も表示されません。