リンクとURL
URLの参照
外部の Webページなどへのリンクは、'[[URL|アンカーテキスト]]'の形式で記述します。
一般のWikiでは、http:、https:、ftp:で始まるURLを検出してアンカーを自動生成することが多くなっています。しかし、CAS記法ではURLを検出してアンカーを自動生成する処理は行いません。
(1) CAS記法
* [[http://www.abc.co.jp/ |ABC社のWebページ]] * ABC社のオンラインショップ:[[https://www.abc.co.jp/shop/html/]] (アンカーテキストを省略) * ABCのWebページ(FTPサイト):[[ftp://www.abc.co.jp/]]
(2) 表示例
- ABC社のWebページ
- ABC社のオンラインショップ:https://www.abc.co.jp/shop/html/(アンカーテキストを省略)
- ABCのWebページ(FTPサイト):ftp://www.abc.co.jp/
CAS-UB では、URLを検出してアンカーを自動生成する処理は行いませんので、マークアップされていない URL はリンクされません。
EPUBやPDFを一般的なビューアーで表示する場合は、アンカーをクリックするとリンク先にジャンプしますのでURLを表示させる必要がありません。
しかし、PDFを印刷した場合、URLが印刷されていないとリンク先を参照できません。このためCAS-UBでは、URLの前に感嘆符 '!' を付けるとPDF生成時にURLを出力します。'!' とURLの間には半角空白が必要です。
また、ブラウザ用にリンク先を別ウインドウで開くオプション'>'もあります。
(1) CAS記法
* [[! http://www.antenna.co.jp/ | アンテナハウストップ]] * [[> http://www.antenna.co.jp/ | アンテナハウストップ]] * [[!> http://www.antenna.co.jp/ | アンテナハウストップ]]
(2) 表示例
EPUB
CAS-UBの出版物内の特定箇所を参照するにはID参照が基本です。詳しくは8–35 記事内の特定位置を参照する(ID参照)を参照してください。
例外として、出版物中の他の記事へのリンク機能も使えます。
リンク先は記事ファイル名から拡張子('ent')を除いて指定してください。
記事のファイル名は、記事一覧などで記事タイトルの右に表示しています。たとえば、この記事のファイル名は '201108021925a.ent' ですが、リンク先の指定では'.ent'を付けないで指定します。
アンカーテキストが指定されていないときは、EPUB/PDF生成時にアンカーテキストとして記事タイトルが挿入されます。但し、編集中の「内容表示」(プレビュー)では記事タイトルを挿入する処理は行ないません。
(1) CAS記法
* [[201307271019]]を参照 * [[201307271019|アンカーテキストあり]]を参照 * [[##e.201307271019.記事の種類一覧]]を参照 * [[##e.201307271019.記事の種類一覧|アンカーテキストあり]]を参照
上ふたつの例は他の記事へのリンク、下ふたつの例はID参照による他の記事へのリンクです。
(2) 表示例
- 201307271019を参照
- アンカーテキストありを参照
- 4–1 記事の種類一覧を参照
- アンカーテキストありを参照