キャプション
特殊なブロックには必要に応じてキャプションが付けられます。開始マーク'[[['と同じ行内で、'='の後に置いた文字列がキャプションとなります。キャプションはブロックにつけた見出しにあたります。
特殊なブロックのキャプションにはIDを自動的に付与します。IDは記事内で重複はできませんので、記事内に同じキャプションがあるときは、キャプションの末端に '#'+'識別文字' を付けて区別してください。識別文字には半角のアルファベットと数字が使えます。
(1) CAS記法
[[[:sum 属性名は sum であり、キャプションがない。 ]]] [[[:col = これはキャプション 属性名は col であり、キャプション付きとなる。 ]]]
(2) 表示例
属性名は sum であり、キャプションがない。
これはキャプション属性名は col であり、キャプション付きとなる。
キャプションのマークアップ
マークアップ(キャプション)
キャプションには、通常の段落内と同様にマークアップできます。
但し、有効なマークアップはインライン要素のみです。箇条書きや表などブロック要素のマークアップは無効です。
キャプションにマークアップするときは、'=' の直後に半角縦棒('|')2本に挟んで、ID用文字列をマークアップなしで記入し、その後にマークアップした見出しを記入してください。マークアップされたキャプションを終了するには空行を置きます。
(1) CAS記法
[[[:tbl =|特殊化したブロック属性の種類|//(((特殊化|とくしゅか)))したブロック属性の種類// |=クラス名|=意味| |fig|図(figure)| |tbl|表(table)| |col|囲み記事(column)| |sum|要約(summary)| |ann|注記(annotation)| ]]]
(2) 表示例
特殊化したブロック属性の種類
クラス名 意味 fig 図(figure) tbl 表(table) col 囲み記事(column) sum 要約(summary) ann 注記(annotation)
上の例ではキャプション全体を斜体にし、「特殊化」にルビをつけています。
キャプションにマークアップするとき、キャプションが複数行に渡ることができます。このため表の開始を識別するためにキャプションと表の開始の間にキャプションの終了を示す空行が必要です。