2–4 CAS記法のブロック要素

CAS記法のマークアップで出力されるブロック要素とそのマークアップの方法は次の表の通りです。

表2・2 CAS記法のブロック要素
CAS記法要素説明
空行p段落
タイトル入力枠title, h1タイトルに入力したテキストは、headのtitleとbody直下のh1の内容となる
行頭の=の数h1~h6要素と見出しをラップするdivとそのclass属性、id属性本文中のh1からh6の見出しはdivでラップして階層化。
ラップしたdivに階層をあらわすclass=”wrapper leveln” を付与。
見出しに対応するid属性を付与。
行頭の#ol/li番号付き箇条書き。
箇条書きの項目に続く行頭の##で箇条書きのネストとなる。
行頭の*ul/li番号なし箇条書き。
箇条書きの項目に続く行頭の**で箇条書きのネストとなる。
行頭の*-- --dl/dt/dd用語定義リスト
|>>
...
|<<
blockquoteブロック引用
----hr水平線
++++hr class= "page-break”強制改ページ
{{{
...
}}}
pre整形済みブロック
|=, | table tr th/tdセル結合を利用していない簡単な表。
ヘッダ行は<tr class="ah_head">となる。表を特殊化してない([[[:tblで囲んでない)ときは罫線を非表示とし、セル内容の位置揃えに使う。特殊化した表では、罫線を表示したり、飾りをつけた表レイアウトとする。
[[[
...
]]]
divブロック範囲指定
特殊ブロックブロック範囲指定のクラス属性値として、5種類の特殊ブロックを定義済み5種類の特殊ブロックにはキャプションをつけることができる。
[[[:fig
...
]]]
<div class="fig"> <p><img src=”XXX” alt=””XXX”></p></div> 図のブロック
[[[:sum
...
]]]
<div class="sum"> 要約のブロック
[[[:col
...
]]]
<div class="col"> コラムのブロック
[[[:ann
...
]]]
<div class="ann"> 注記(本文段落に付随する補足説明の文章)ブロック
[[[:tbl
...
]]]
<div class="tbl"> 表のブロック
([[[:XXX) = <div class="caption">キャプションテキスト</div>特殊ブロック後ろの=以降のテキストをブロック要素(div)の内容とし、divにはclass="caption"属性を設定する。特殊ブロック全体をdivでラップし、そのdivにidが付きます。
<<embed
...
>>
table、svgを埋め込む埋め込みブロックには、'__embededsection__クラス属性を付与します。
$$
...
$$
ブロックにMathML、SVG、TeXを記述行頭から始まる$$で数式をサンドイッチするとブロック数式とします。
<<ignore
...
>>
無しコメントアウトブロック
ブロック内の記述を生成時にすべて無視します。