5–5 バックアップ

バックアップ

出版物の状態を一つのファイルにまとめてZIPファイルとしてローカル(PCなど)にダウンロードできます。バックアップの目的は、オーナーが自分の手元にデータを保存できるようにすることです。

バックアップできるデータ

バックアップされるのはバックアップ時点の状態を表すデータのみです。各記事のバックアップ時点より前の内容データはバックアップされません。

このためリストア後には、記事の履歴内容は参照できなくなります。

注 意

更新ログ(誰が、いつ、どのエントリーを編集したか)はバックアップされます。

バックアップ操作

バックアップ操作ができるのは、自身がオーナーの出版物に限られます。

出版物一覧からバックアップ

出版物一覧の画面でバックアップしたい出版物の処理「バックアップ」を選択します。

backup

バックアップ画面で大きく表示されている「バックアップファイルのダウンロード」をクリックすると、バックアップファイルがダウンロードされますので、ファイル名に日時を入れるなどして管理してください。

backup Download

記事編集画面からバックアップ

記事編集画面の[その他のメニュー]をクリックすると表示されるメニュー項目から「バックアップ」をクリックするとバックアップ画面に移ります。V5.0

自身がオーナーでない出版物(執筆チームメンバーとして参加している出版物)の編集画面では、[その他のメニュー]をクリックしても「バックアップ」は表示されません。

バックアップ

バックアップのデータ形式

バックアップでは、CAS-UBが内部でもっているデータ形式のままPCにダウンロードします。バックアップしたデータを他のシステムで流用することは想定していません。

CAS-UBの内部では、次のデータ以外は業界標準を使っていますので、ZIPアーカイブを解凍すれば、比較的簡単にデータを再利用できます。

  • Atomエントリー内で、ahax名前空間接頭辞で修飾された要素・属性はcas-ub で独自拡張したもので、他システムの互換性はありません。
  • CAS記法は、CreoleWikiベースのWiki構文ですが、若干の修正と多くの拡張マークアップを含んでいます。