索引は、強い強調(ボールド)、強調(イタリック)または範囲指定を使って指定します。索引見出し語を要素の内容とし、そのkey属性の値として読みを指定します。単純な索引だけではなく、入れ子の索引を作ることができます。
(1) CAS記法
**:index:key=でんししょせき 電子書籍** //:index:key=でんししょせき 電子書籍// [[[:index:key=でんししょせき 電子書籍]]]
(2) 表示例
電子書籍
電子書籍
電子書籍
索引見出し語が本文の表示・印刷に現れないようにするときは':nodisp'を使います。
(1) CAS記法
[[[:nodisp:index:key=でんししょせき 電子書籍]]]電子的に配布する書籍
(2) 表示例
電子書籍電子的に配布する書籍
nodispにより索引語を不可視にすると、EPUBリーダーによっては索引から索引語の位置に正しくジャンプしません。iBooks3.0ではこの問題のため、ファイルの先頭位置にジャンプします。
次のような入れ子の索引を作ることができます。
【て】 電子書籍 .... 25 -- 作り方 .. 38 -- 歴史 .... 26
入れ子の索引は親の索引語と子の索引語にmindexを指定した上で、親の索引語にはprim、子の索引にはsecondを指定します。
(1) CAS記法
[[[:mindex [[[:prim:key=でんししょせき 電子書籍]]]の[[[:second:key=つくりかた 作り方]]]を述べる。]]]
(2) 表示例
ふたつの索引項目「電子書籍」と「作り方」を、「電子書籍/作り方」と「作り方/電子書籍」の両方の組み合わせで使いたいときは、次のようにマークアップします。
(1) CAS記法
[[[:index **:both:key=でんししょせき 電子書籍**の**:both:key=つくりかた 作り方**を述べる。]]]
(2) 表示例