8–7 箇条書き

箇条書き(CAS記法)

箇条書きのマークアップ規則は次の通りです。

注 意

PDF生成では、番号なし箇条書きのラベル文字や番号付き箇条書きのラベルスタイルを変更できます。この指定の詳細はhttp://www.cas-ub.com/howto/からダウンロードできる「CAS-UBによるPDF生成のためのガイド」の番号なし箇条書き番号付き箇条書きでご確認ください。

箇条書きの項目内のマークアップ

番号なし箇条書き項目の先頭文字を強調(ボールド)指定するときは、箇条書きのマークアップ'*'と強調のマークアップ'**'の間を空白文字で空けてください。

番号付き箇条書き

行頭が'#'から始まる段落が番号付き箇条となります。

(1) CAS記法

# 第一項目
# 第二項目は2行にわたります。\\ 
第二項目の2行目です。
## 第二項目の下にネストした箇条書きの第一項目です。
## 同第二項目です。
# **第三項目は強調しています。**

(2) 表示例

  1. 第一項目
  2. 第二項目は2行にわたります。
    第二項目の2行目です。
    1. 第二項目の下にネストした箇条書きの第一項目です。
    2. 同第二項目です。
  3. 第三項目は強調しています。

番号なし箇条書き

行頭が'*'から始まる段落が、番号なし箇条となります。

番号なし箇条とボールドについて

箇条書きブロック中の先頭行以外で、'**'から開始する行を入力すると、ネストした番号なし箇条として処理します。行の途中にある'**'はボールドテキストの開始として処理します。

例2

(1) CAS記法

* 第一項目
* 第二項目は2行にわたります。\\ 
第二項目の2行目です。
** 第二項目の下にネストした箇条書きの第一項目です。
** 同第二項目です。
* **第三項目は強調しています。**

(2) 表示例

  • 第一項目
  • 第二項目は2行にわたります。
    第二項目の2行目です。
    • 第二項目の下にネストした箇条書きの第一項目です。
    • 同第二項目です。
  • 第三項目は強調しています。

番号付きと番号なしの混在

番号付き箇条書きと番号無し箇条書きを混在できます。但し、番号付き箇条書きをネストするときは、番号付き箇条書きの中で1階層目からネストしなければなりません。

例3

(1) CAS記法

* 番号なし項目1
* 番号なし項目2
# 番号あり項目3-1
# 番号あり項目3-2
** 番号なし項目4-1
** 番号なし項目4-2
# 番号あり項目3-3
## 番号あり項目4-1
### 番号あり項目5-1
## 番号あり項目4-2
# 番号あり項目3-4
* 番号なし項目3

(2) 表示例

  • 番号なし項目1
  • 番号なし項目2
  1. 番号あり項目3-1
  2. 番号あり項目3-2
    • 番号なし項目4-1
    • 番号なし項目4-2
  3. 番号あり項目3-3
    1. 番号あり項目4-1
      1. 番号あり項目5-1
    2. 番号あり項目4-2
  4. 番号あり項目3-4
  • 番号なし項目3

ラベル無し箇条書き

番号無し箇条の'*'に'::nolabel'クラス属性を付けると、箇条書きのラベルが付かなくなります。原稿で番号がついている段落を箇条書きで表すときなどのために使います。ラベルなし箇条

例4

(1) CAS記法

*::nolabel 一、天下の政権を朝廷に奉還せしめ、政令宜しく朝廷より出づべき事。
*一、上下議政局を設け、議員を置きて万機を参賛せしめ、万機宜しく公議に決すべき事。
*一、有材の公卿・諸侯(((及|および)))天下の人材を顧問に備へ、官爵を賜ひ、宜しく従来有名無実の官を除くべき事。

(2) 表示例

  • 一、天下の政権を朝廷に奉還せしめ、政令宜しく朝廷より出づべき事。
  • 一、上下議政局を設け、議員を置きて万機を参賛せしめ、万機宜しく公議に決すべき事。
  • 一、有材の公卿・諸侯(および)天下の人材を顧問に備へ、官爵を賜ひ、宜しく従来有名無実の官を除くべき事。