15–8 数式の記述
数式数式の記述
数式の表現には、MathML、LaTeX(AMSLaTeX)を使えます。
MathML
- $$~$$の間に置くことができる<math>要素はひとつだけです。<math>要素が二つ以上あるとエラーになります。
- <math>要素には名前空間を設定してください。名前空間を設定しないとEPUBCheck でエラーになります。
名前空間設定例
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML">
LaTeX
- LaTeX にはドキュメントを記述する命令があります。しかし、CAS-UB では数式モードの中でドキュメント本文に属するテキストを入力しても命令としては扱われません。数式の途中でテキストを入力するときは、数式モードをいったん終了してからテキストを入力し、再び数式モードに切り替えて数式を入力しなければなりません。
- CAS-UB は、PDFとEPUB3生成時にLaTeXコマンドをMathMLに変換します。変換ができるLaTeXのコマンドは付録の「数式リファレンス」を参照してください。